アメリカにおけるインターンシップの獲得について

SIPAのMIA/MPAコースでは勤続年数が四年以下の場合インターンが必修となっています。勤続年数が四年以上の場合でもインターンをする学生が多いです。SIPAはニューヨークに位置しているため、その立地をいかしてニューヨークでインターンをする学生もいますが、夏の間はSIPAの学生は世界中あらゆる場所に飛ぶことが普通です。日本人は、日本の企業でインターンをしたり、国際機関でインターンをしたり、アメリカの企業・団体でインターンをする人が多いです。 日本の企業でインターンをする場合は、SIPAに行っていれば比較的容易にインターンのオファーを獲得できると思いますが、国際機関やアメリカの企業・団体でのインターン獲得は多くの日本人学生にとって容易ではなく、皆秋学期から夏のインターン獲得に向けて動き出し、試行錯誤のうえインターンを獲得する(必ずしもできるわけではないのですが…)ことになります。 私はアメリカ (D.C.) でインターンを獲得したため、そのインターン獲得の過程について書きたいと思います。

【前提①】
通常はアメリカでのインターンの獲得はアメリカ国籍を持っているor合法的にインターンシップができるビザをもっている(F-1ビザなど)のいずれかを満たさない限り、とても難しいです。もし皆さんがSIPAに留学した場合、学生ビザが必ず手に入るので、ビザのことは気にしなくて大丈夫です。学生としてアメリカにいることのメリットは、アメリカでのインターンがしやすいことにもあると思います。

【前提②】
もしビザをもっていたとしても、ノンネイティブがインターンを獲得することは本当に難しいなと感じます。たとえ帰国子女で英語がぺらぺらだとしても、レジュメ上では英語力の判断が難しいため、名前で落とされる(名前がアメリカ人っぽくないために英語力を疑われ落とされる)ということも存在すると思います。International studentsの中には、オンラインからアプライしただけでインターンを獲得できたという人もいますが、私はそこまでの英語力・スキル・経験を持ち合わせていないと思ったので(私は純ジャパです)、オンラインでアプライするのみで他は何もしないのはリスクが大きすぎると思っていました。

【前提③】
インターンシップの獲得への道は、基本的には長く根気がいる作業です(もちろん例外もあります)。本当にやりたいインターンを獲得したい場合、動き始めてからインターンを獲得するまで、3か月~6か月くらいかかると思いました。ただ、どこでもいいという場合は、案外あっさり見つかると思います。特に、日本語が必要なインターンなら簡単に見つかるのではと感じます。または、周りにいる人がコネをもっている企業にインターンをするとかもあります。

【インターンしたい企業のリサーチ】
もう、ここでインターンしたい!という企業が決まっている人は問題ないですが、志望業界だけ決まっていたり、とりあえずアメリカでインターンしたいと思っているだけだったり、という人にとっては、まずインターンしたい企業のリサ―チが重要になります。ちなみにこのリサーチ、結構時間かかりました。リサーチの方法は、日本での探し方とそこまで変わらず、ぐぐる、企業がまとめられているサイトでフィルタリングなどを用いて検索をかける、関心のある分野のニュース・レポート・論文・ネットワークで言及されている企業をみてみる、その道のプロフェッショナルに聞く、などです。詳細は割愛。 また、このときに、エクセルなどを用いて、関心のある企業をとりあえずまとめるといいです。アプライするかどうかに関わらず、とりあえずリストを作るということです。私は、「企業名」「志望度(1~3)」「所在地」「applicationのdeadline」「コンタクト先(社員の名前とメールアドレス)」「URL」等に関してまとめていました。

【コネ作り概要】
日本に比べ、アメリカの就職活動は、コネがものすごく重要です。コネがないと、インタビューを受けることすら難しいのが現実だと思います。特に日本人にとっては。ただ、日本で育った私は、アメリカでのコネがなかった。なので、ニューヨークに来てから、コネ作りを始めました。コネを作る方法は如何様にもあって、私の場合は、①Informational Interview、②学校の先生・友人・career center、③日本人コミュニティを使いました。ここでは、特にコツが必要な①Informational Interviewに関してのみ、少し説明してみます。 【コネ作り – Informational Interview】 Informational Interviewは、OB訪問のようなもので、志望する会社で働いている方にお話を伺うことを指します。なぜこのInformational Interviewが重要かというと、Informational Interviewを行うことで、インタビューに呼ばれる確率を上げることができるからです。つまり、Informational Interviewを行い、もしその社員さんに気に入っていただけたら、「アプライするときは教えてね。人事の人に口利きしておくわ」と言ってもらえることがあるのです。これは日本の就活でもあると思うのですが、その重要性が、アメリカのほうが断然高いと思っています。とりわけアメリカ人でない場合は、この裏での口利きが大変重要です。私は計30人以上にinformational interviewを行いました。 では、どうやってInformational Interviewを行うかというと、①直接メール・LinkedIn・facebookなどで連絡を取る、②知人・友人などから紹介してもらう、という手があります。私は両方行ったのですが、もちろん②のほうが返信をもらえる確率は高いです。ただ、①も3~5割くらいの方は返信してくれて(あくまで私の場合ですが)、かつそういう方は心優しい方が多いので、Informational Interviewを気持ちよく行うことができました。メールの仕方とか、色々コツがあるのですが、長くなりすぎるのでとりあえず割愛します。 Informational Interviewの際には、もちろん先に質問を用意しておきましょう。もしどのような質問をすればいいかわからない場合は「informational Interview questions」などとぐぐれば色々でてきますし、会社のHPを見れば、疑問に思うことも色々あると思うので、そうして質問を作ってみてください。そして、サマーインターンシップに興味がある旨を伝えることも大事です。実は公表はされていないけれど、人材を求めていることもあり、その場合は、他の候補者がいない中で選考を進めることもできます。

【アプリケーション】
実際に、アプリケーションがオープンnになったら、応募をします。この際に、出すものは、最低限Resume とcover letterで、さらに場合によってはwriting sample, transcriptなどを求められることもあります。ちなみに、Resumeを提出してください、とだけ書いてある場合でも、絶対にcover letterも一緒に提出するべきです。Resume, cover letterの書き方なども色々あるのですが、さらに長くなるので割愛。きっとこの辺はググればたくさん情報が出てきます。

【インタビュー】
インタビューは電話・スカイプ・直接など色々方法があります。インタビューの際には、私は想定問答集を作って答える練習をしました。ちなみに、電話やスカイプインタビューではカンニングしながら答えることができます。質問内容は日本でのインタビューとそこまで変わらないですし、Interview questionsなどとぐぐればたくさん基本的な質問が出てくるので、是非見てみてください。

これでも伝えきれてない小さなコツなどがたくさんあるし、まったく完璧な情報ではないのですが、アメリカインターンシップの裏の部分(ネットなどで情報を集めにくい部分)に関してはお話ができたかなと思ってます。 インターン獲得のための過程で学ぶこともたくさんあります。もしSIPAに入学した際には是非、インターン獲得にトライしてみてください!

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