SIPA生と家族の妊娠・出産

妻子帯同で留学しています。滞在中に妻がNYで出産するという体験をしまして、今後家族帯同で来られる方のために思いつくことを書いてみました。

【コロンビア大学提供の医療保険に加入しておくこと】

すでにHさんが書かれていることと一部重なりますが、留学生の家族の医療保険の入り方にはだいたい下記の3パターンあります。

  • 無保険で済ます(意外と多い)
  • 大学の医療保険に留学生本人と一緒に加入する
  • 海外旅行保険に加入する

もし留学期間中に米国で妊娠・出産を考えておられるのであれば、このうち②大学の医療保険に入ることをお勧めします。①では産婦人科にかかれませんし、③も妊娠出産をカバーしていない保険がほとんどなので、お勧めできません。逆に②大学の医療保険に入りますと、支払はほぼCopayといわれる入通院手数料のみで済みます。加入時に払い込む保険料が高いのがネックですが、それを加味しても、印象としては日本で出産するのと総額ほとんど変わらないか、治療内容によっては安くあがると思います。

【産科のシステムを知ること】

日本と医療制度が全く違うので、リスクと不安を減らすため、いくら勉強してもしすぎることはありません。基本的なことをいくつか書いてみると、

  • 妊娠中に定期的に通う病院(かかりつけ医)と、出産の際に入院する病院(分娩設備のある大病院)は違う。
  • かかりつけ医が決まると、出産の際に入院する病院も自動的に決まる。かかりつけ医は特定の大病院と契約していて、自分の患者の分娩はその大病院の設備を借りて行う。
  • 陣痛の際は、かかりつけ医に連絡したうえで、分娩予定の病院に自分で向かう。原則として救急車は使えない。
  • 無痛分娩が普及していて、当日希望すれば誰でもやってもらえる。
  • 出産後の入院はだいたい2日以内、帝王切開でも3日後には退院させられる。
  • 役所への出生証明書の申請は入院中に行う。ということはつまり、生まれてから2日以内に新生児の名前を決めておかないといけない。

ただ、最近はこの辺の情報は日本語でもあちこち見つかりますので、興味のある方はぜひリサーチしてみてください。

【わからないことは臆せず聞くこと】

いくら調べてもわからないことは出てきます。その際は、勇気を出して、先生に、受付に、保険会社に、そして周囲の友人にも、どんどん聞きましょう。特に、ご家族の英語力が十分でない場合は、あなただけが頼りです。公共政策を学びに来たんですから、病院のコミュニケーションくらいできるでしょう。TOEFL何点取ったんですかあなたは。というか、家族のサポートすらできずに公共政策の勉強だなんて、ちゃんちゃらおかしい。

【通訳は無料!】

と、言いつつ、慣れない医療用語と医療制度を耳で聞いて理解するというのはなかなか難しいものです。そんなあなたに朗報です。アメリカの保険会社や大病院はたいてい無料の通訳サービスを備えており、電話や面談の時に日本語通訳(Japanese interpreter)を要求すれば、病院側が通訳を手配してくれます。通訳費用はかかりません。もっとも、かかりつけ医は中小の病院が多いので通訳の用意までは期待できませんし、また通訳といっても日本語のようにマイナーな言語はたいてい電話通訳(クオリティも様々)なのですが、それでもゼロよりはだいぶましです。特に、一番キーになるのは出産前後なので、その時期に滞在する大病院でこういうサービスがあるのは大きな安心材料です。そこは、さすがアメリカ、ダイバーシティの国だなと思いました。慣れない土地での出産や育児は大変ですが、こういう、体験しないとわからないことを体験できるというのも、留学の醍醐味かもしれませんね。

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